
一般に、食中毒は梅雨どきに気をつけるものというイメージがありますが、厚生労働省の統計データでは令和元年の食中毒発生件数は約1万3000件で、最も少ない10・11月でも400人以上。1000件を超える月が7か月もあり、年間を通して発生していることがわかります。圧倒的に多いのは微生物(細菌とウイルス)によるものですが、ほかにもクドア、アニサキスなどの寄生虫、きのこや野草などの自然毒、ヒスタミンなどの化学物質による食中毒が起こっています。
この記事は有料記事です。
残り2584文字(全文2803文字)
投稿にはログインが必要です。
連載:医療・健康Tips
- 前の記事
- 高血圧が招く「腎硬化症」とは?
- 次の記事
- 脳の「報酬系」活性化でやる気を促進