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花の画像で心が癒やされる

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花の画像を見せて行った実験の様子=農研機構提供
花の画像を見せて行った実験の様子=農研機構提供

 花の“いやし効果”が科学的に証明された。ディスプレイに表示された花の画像を見るだけでも効果があるという。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の望月寛子氏らの研究によるもので、詳細は「Journal of Environmental Psychology」6月号オンライン版に掲載された。

 花を見ると気分がいやされることは多くの人が経験的に理解しているし、プレゼントやお見舞いに花を届けるという習慣も社会に定着している。しかし、花の鑑賞によってストレス反応が本当に軽減されるのかどうかは十分に検証されていない。望月氏らは、その実証を試みた。

 検討に先立ち、大学生34人(平均年齢20.3歳)に「花と聞いてどんな形を思い浮かべるか」と質問したところ、約6割が、丸を中心に花びらが広がっている絵を描いた。これを参考に、農研機構が育成した「キクつくば1号」という花の画像を、以下の実験に用いた。

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