医療・健康Tips

今日から始める 脂肪・コレステロールを減らす生活

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 動脈硬化や生活習慣病を防ぐため、脂質やコレステロールを多く含む食品は控えなければと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、脂肪やコレステロールは人間の体に欠かせないものでもあります。とりすぎに注意して、食事の内容を見直していきましょう。

 脂肪は、栄養学的には「脂質」と呼ばれます。脂質には、中性脂肪、コレステロール、脂肪酸、リン脂質の4種類があります。このうちの脂肪酸は、食品によって含まれる種類が異なり、コレステロールの材料になる「飽和脂肪酸(肉や乳製品などに含まれる)」、LDLコレステロール(悪玉)を減らす「一価不飽和脂肪酸(オリーブ油などに含まれる)」や「多価不飽和脂肪酸(大豆油や青魚などに含まれる)」に分類されます。

 脂質に含まれている中性脂肪は、体を動かすエネルギーの供給源です。コレステロールは細胞の膜をつくる成分で、脂肪の消化・吸収を促す胆汁酸やステロイドホルモンの材料に。脂質は人間が生きていくために欠かせない成分ですが、多すぎると肥満やメタボリックシンドロームを招き、生活習慣病、動脈硬化による心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞などの原因になるおそれがあります。

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