医療・健康Tips

皮膚がんは顔にできやすい!?

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 皮膚は、表皮、その下の真皮、そして最下層の皮下組織からなっていますが、皮膚がんのほとんどは表皮にできるがんです。基底細胞がん、有棘(ゆうきょく)細胞がん、悪性黒色腫(メラノーマ)、乳房外パジェット病などがよく知られています。早期発見の手がかりとして、それぞれの特徴をまとめました。

 皮膚がんの原因として最も多いのが紫外線です。このほか、放射線による皮膚の障害、ウイルスに関連するものもあります。また、悪性黒色腫(メラノーマ)などは足の裏にできることも多いことから、外的刺激も危険因子のひとつと考えられています。外的刺激には、やけどや傷痕なども含まれます。

 基底細胞がんは日本人に最も多い皮膚がんで、顔、とくに鼻とその周囲など、日光曝露部に発生することが多いがんです。高齢者に多く、患者の半数近くが70歳以上で占められています。黒っぽい膨らみが徐々に大きくなって腫瘤となり、中心がくぼんで潰瘍を形成します。ピンク色や白っぽい瘢痕(はんこん;傷などが直った後に皮膚に残るあと)のようなものや、ピンク色で表面にかさぶたに似たものがついた湿疹のようなものなど、が…

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