医療・健康Tips

市販の野菜ジュースと野菜の違いは……

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 日頃の野菜不足を補うつもりで、市販の野菜ジュースを飲んでいる人も多いのではないでしょうか。「1本で1日に必要な野菜量がとれる」とうたう商品もありますが、ジュースを飲んでいるから野菜はとらなくてよいというわけではありません。加工される過程で失われる食物繊維などの栄養成分もあり、野菜不足の解消にはやや不十分、その理由とは?

 厚生労働省が推進する健康づくり運動「健康日本21」では、成人の1日に必要な野菜量の目標を350グラム以上としています。3食に分けると1食当たり120グラムほどの野菜を摂るのが理想ですが、現代人の食生活では不足しがちです(ホウレンソウのおひたし小鉢1皿は約70グラム)。

 そこで頼りたくなるのが、手軽に飲める缶や紙パック入りの市販の野菜ジュース類。「1日に必要な野菜量がとれる」とうたう商品には確かに350グラム相当の野菜が入っていますが、ジュースに加工する過程で搾ったり加熱したりするため、野菜をそのまま食べるのと同じ栄養が摂れるわけではないものがほとんどです。

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