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AYA世代のがんは女性が8割

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 がんは中高年の病気だと考えられてきましたが、若い世代で発症する人も増えています。若い世代でとくに多いのは、女性特有のがん。がんになっても治療しながら、あるいは治療後も、自分らしい人生を送るために、どのようなサポートが必要なのでしょうか。

 国立がん研究センターと国立成育医療研究センターが、全国のがん専門施設の院内がん登録データをまとめたところ、2016~2017年に39歳以下でがんの初回治療を始めた人は6万2301人にのぼることがわかりました。そのうち14歳以下は4513人、15~39歳のいわゆるAYA(アヤ)世代(Adolescent & Young Adult=思春期、若年成人)のがん患者は5万7788人でした。そして20歳以上のがん患者の約8割を、女性が占めていることがわかりました。

 AYA世代のがんを年齢別に見ると、15~19歳は全体の3%、20~24歳は6%と1ケタ台なのに対し、25~29歳14%、30~34歳27%、35~39歳43%と、年齢が上がるにつれて高くなっています。これは子宮頸がんと乳がんになる女性が多いためです。小児のがんでは白血病、脳腫瘍、リンパ腫などが多くみられる一方、AYA世代になると、子宮頸がんや乳がんの割合が格段に増えます。全体の70%を占める30…

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