医療プレミア特集

新型コロナ 大きく下がった第2波の致命率

高木昭午・毎日新聞医療プレミア編集部
  • 文字
  • 印刷
 
 

 日本で新型コロナに感染した人が死亡する率(致命率)は、5月までの「第1波」の際に比べて、6月以降の「第2波」では大幅に下がった。こんな分析結果が9月2日、感染症の専門家らが集まる厚生労働省の会議「アドバイザリーボード」に提出されました。特に70歳以上の高齢者は、1波では感染者の約4人に1人が亡くなったのが、2波では9割以上が生還できる見通しだというのです。致命率が下がった理由は何なのでしょうか。

 なお、同じボードには8月24日に「第1波も第2波も年代別にみた致命率は変わらない」という分析結果が出ていました。

この記事は有料記事です。

残り3612文字(全文3869文字)

高木昭午

毎日新聞医療プレミア編集部

たかぎ・しょうご 1966年生まれ。88年毎日新聞社入社。94年から東京、大阪両本社科学環境部、東京本社社会部などで医療や原発などを取材。つくば支局長、柏崎通信部などを経て、17年に東京本社特別報道グループ、18年4月から医療プレミア編集部記者。