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見えないはずのものが見えるシャルル・ボネ症候群

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 幻視と聞くと精神疾患を思い浮かべがちですが、精神疾患は認められず脳の機能も正常なのに、実際には存在しないものが見えてしまう病気があります。これを「シャルル・ボネ症候群」といいます。どのような病気でしょうか。

視力に障害ある高齢者に多く精神疾患ではない

 シャルル・ボネ症候群は、両目の視力が極度に低下したり失われたりした高齢者に多くみられる病気です。白内障や加齢黄斑変性症、緑内障などの患者に多いといわれています。

 そこにいるはずのない人物や動物、植物、建物などのほか、複雑な幾何学模様やアニメ画像などが鮮明に見えますが、本人は見えるはずがないものが見えていることを理解しているのが特徴です。

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