医療・健康Tips

気づいてあげて! 場面かん黙症

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 場面緘黙症は、保育園や学校など、特定の社会的な場面で話すことができなくなってしまう心の病気です。わざと「話さない」と誤解されがちですが、本人は「話したくても話せない」状態です。正しい知識を得て、必要な治療やサポートが受けられるようにしましょう。

 場面緘黙症(ばめんかんもくしょう:「選択性緘黙」とも)は、子どもに多い不安症の一種です。家庭では普通に話すことができますが、幼稚園や保育園、学校など、社会的な状況で声を出して話すことができなくなります。「大人になったら自然に治る」と誤解され、周囲の大人から見過ごされることも少なくありません。

 しかし、適切な支援を受けないまま学校生活を過ごした場合、大人になっても話せなくなったり、長期的なストレスからうつ病や不登校などにつながったり、不安症が悪化したりするケースも。そのため海外では、積極的な治療や支援の対象となっています。

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