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高齢者には「転ばぬ先のダンス?」

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 ダンスを楽しむことが高齢者の転倒予防につながるかもしれない。その可能性を示す論文が、「JAMA Network Open」9月25日オンライン版に発表された。チューリッヒ大学(スイス)のMichèle Mattle氏らが行ったシステマティックレビュー(多数の論文の総合的検討)とメタ解析の結果であり、ダンスなどの身体活動と転倒リスクの低下に有意な関連が認められたという。

 高齢化が進行している先進国では、高齢者の転倒と骨折が増加している。65歳以上の地域住民の約3割が年に1回転倒し、80歳以上ではその割合が約5割に上るとの報告もある。また転倒を起こした場合、その5~7%が骨折するという。Mattle氏らは今回の研究で、頭を使いながら行う「ダンスベースの運動」(dance-based mind-motor activities)に着目し、そのような運動に転倒予防効果…

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