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その抜け毛・薄毛の原因は甲状腺の異常?

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 抜け毛や薄毛は中高年の悩みの1つ。程度の差はあるもののほとんどの人が髪を気にしているようです。多くは加齢が原因ですが、なかには甲状腺という自覚しにくい器官の異常から来るものも。病気のサインにいち早く気づくためには、どんな点に注意すればよいのでしょうか。

全身疾患の症状の一つである場合が多い

 髪の毛が薄くなる・抜ける、という症状は、全身疾患の一症状であることも少なくありません。中高年以降は、加齢によるものと諦める人が多いのですが、とくに女性に多い甲状腺の病気が原因であることもしばしばです。

 甲状腺はのどぼとけの下にある蝶のような形をした小さな器官です。主な働きは、複数の甲状腺ホルモンを分泌すること。甲状腺ホルモンは全身の細胞に作用して、細胞の代謝を活性化させます。大きく分けて、甲状腺ホルモンの量が減ってしまう甲状腺機能低下症(多くの原因は橋本病)と、逆に甲状腺の働きが過剰になって甲状腺ホルモンが増えすぎてしまう甲状腺機能亢進症(バセドウ病)があります。

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