医療プレミア特集

新型コロナ 差別・偏見防止を目指しシンポ

高木昭午・毎日新聞医療プレミア編集部
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オンラインシンポジウムで議論した6人。左上から下に向かって砂間裕之、今野俊宏、大曲貴夫、右上から小林暢慎、長谷川好規、押谷仁の各氏(シンポ当日に配信された画面のスクリーンショット)
オンラインシンポジウムで議論した6人。左上から下に向かって砂間裕之、今野俊宏、大曲貴夫、右上から小林暢慎、長谷川好規、押谷仁の各氏(シンポ当日に配信された画面のスクリーンショット)

 新型コロナウイルスに関連して、差別が問題になっています。感染した患者や家族、治療にあたる医療従事者らが差別を受けるのです。日本新聞協会と日本民間放送連盟(民放連)は今月20日に「新型コロナ禍の医療の実情と報道の役割--差別・偏見をどう防ぐか」と題したオンラインシンポジウムを開きました。約270人が参加し、医師ら専門家と、新聞社、テレビ局の担当者らが約2時間半にわたって議論を繰り広げました。

 新聞協会と民放連は今年5月、この問題で共同声明を出し「差別・偏見がなくなるような報道を心がけたい」「センセーショナルな報道にならないよう節度を持った取材と報道に努めていく」などと宣言しました。シンポジウムはこの声明に続き、議論を深めようと行われました。2部構成で、1部では医師らが新型コロナ感染の現状を説明。2部で差別や報道、ネット上の情報流通の問題を考えました。この記事では、主に第2部の議論をお…

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高木昭午

毎日新聞医療プレミア編集部

たかぎ・しょうご 1966年生まれ。88年毎日新聞社入社。94年から東京、大阪両本社科学環境部、東京本社社会部などで医療や原発などを取材。つくば支局長、柏崎通信部などを経て、17年に東京本社特別報道グループ、18年4月から医療プレミア編集部記者。