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保育園児の免疫 自然豊かな園庭で向上

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土や植物を配置した園庭=Aki Sinkkonen氏撮影
土や植物を配置した園庭=Aki Sinkkonen氏撮影

 子どもの免疫システムを強化したいなら、泥遊びをさせると良いかもしれない。フィンランドの研究で、保育園の園庭を、森の土や植物のある自然豊かな環境に変えたところ、園児の炎症レベルが低下し、免疫機能の改善が認められたからだ。フィンランド自然資源研究所のAki Sinkkonen氏らが実施したこの研究の詳細は、「Science Advances」10月14日オンライン版に発表された。

 近代的な生活と免疫機能の関係については、これまで多くの研究が実施され、その結果が報告されている。例えば、農場での生活経験(特に小児期の)がアレルギーリスクの低下に関連することや、近代に入って普及した抗菌作用のある石鹸の使用や加工肉の摂取、抗菌薬の使用などが、身体の細菌叢の多様性を低下させる可能性が示唆されている。

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