健康をつくる栄養学のキホン

「野菜350g」は健康のために必要か

成田崇信・管理栄養士
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 「健康のためにも野菜はしっかりと食べましょう」。これは誰もが聞いたことのある食生活のアドバイスであると思います。健康増進法に基づいて策定された厚生労働省の「健康日本21」でも、2021年までの達成目標として野菜の1日摂取量を350gと掲げています。

 ビタミンが豊富で健康に良い食べ物というイメージの定着している野菜ですが、「1日に350g食べると健康に良い」というデータはあるのでしょうか。野菜の栄養学的特徴や上手な食べ方などを考えてみたいと思います。

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成田崇信

管理栄養士

なりた・たかのぶ 1975年東京生まれ。社会福祉法人で管理栄養士の仕事をするかたわら、主にブログ「とらねこ日誌」やSNSなどインターネット上で食と健康関連の情報を発信している。栄養学の妥当な知識に基づく食育書「新装版管理栄養士パパの親子の食育BOOK」(内外出版社)を執筆。共著に「各分野の専門家が伝える子どもを守るために知っておきたいこと」(メタモル出版)、監修として「子どもと野菜をなかよしにする図鑑 すごいぞ! やさいーズ」(オレンジページ)などに携わっている。