
乳歯が生え、それが永久歯に生え変わるのが子どもの歯の成長です。生え変わる時期は通常5~7歳ごろですが、非常に早くから乳歯が抜けてしまうときには、病気が隠れていることがあります。早期に発見することがとても大事です。
一般的には5~7歳ごろから12歳ごろまでにあごが発達
歯は生後3~12カ月の間に生え始め、3歳ごろまでに上下20本の乳歯が生えそろいます。その後、5~7歳ごろから12歳ごろまでにあごが発達し、乳歯が抜けて永久歯(28本+親知らず4本)へ生え変わるのが一般的な歯の成長です。
もちろん歯の成長には個人差があり、乳歯が生え始める時期や、それが抜ける時期もかなり幅があります。転んでぶつけて折れた、といったこともあります。しかし何の理由もなく、乳歯が不自然に早く抜け始めるようなことがあれば注意が必要です。もし4歳未満で、すでに乳歯の脱落が始まるような場合、「低ホスファターゼ症(HPP)」という難病が隠れているかもしれません。
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