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酔うと人格が一変! 酒乱になるのはなぜ?

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 酔うと人が変わったようになる「酒乱」。同じ量を飲んで酔ったとしてもそんな酔い方はしない人が大半なのになぜ? 酒乱になる人とならない人の違い、どんな飲み方が悪いのか? など酒乱にまつわる疑問にお答えします。

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 お酒の酔い方は人それぞれですが、飲むと人格が一変して、過激なことを言ったり、乱暴にふるまって人とけんかをしたり物を壊したり、セクシャルハラスメント(セクハラ)をしたりと、社会的な規範から外れた言動をする状態を、俗に「酒乱」と呼びます。

 医学的には、一般的な酔い方をさす「単純酩酊」に対して、酒乱は「複雑酩酊」といって異常酩酊の1つに分類されます。本人は、飲酒中の記憶の一部を失くしていることが多く、他人から指摘されなければ、飲酒時の自分の問題行動に気づいていないこともあります。周囲の人は迷惑を被ったり嫌な思いをして、遠ざかったりするかもしれません。

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