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目を強く打ったときのトラブル 網膜振盪症とは?

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 目にボールが当たったときなどに発症することがある障害のひとつに「網膜振盪症(もうまくしんとうしょう)」があります。体育の授業やクラブ活動などでボールがぶつかったり、転んだり、ひじがぶつかったりすることで起こることが多いほか、殴られた場合に発症することもあります。

かすむ、だぶって見える…症状なくても検査を

 目に外部からの強い衝撃を受けると、さまざまな障害が発症することがありますが、そのうち、ぶつかったときの衝撃で網膜の外側の視細胞(しさいぼう)や脈絡膜(みゃくらくまく)という網膜の外側の組織で血流が滞り、網膜が乳白色に混濁するのが、網膜振盪症です。

 衝撃を受けたあと、しばらくして目がかすんだり、物がだぶって見えたりするなど、視力に異常が起きたときは症状が自覚できますが、これといった症状がみられない場合も少なくありません。それでも、目を強く打ったなと思ったときには、眼科を受診して、網膜の状態を観察し、視力検査や視野検査、眼底検査などを行って、症状の程度や範囲を調べてもらいましょう。

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