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新型コロナ 高齢者は熱が出ず意識が混乱する人も

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 高齢者の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の初期症状として、せん妄の頻度が高く、一方で発熱や、せきなどのCOVID-19に典型的な症状が見られないことも少なくないとする報告が、「JAMA Network Open」に11月19日掲載された。せん妄の発生と集中治療室への入室や死亡リスクとの有意な関連も示された。

 せん妄とは、意識レベルが一過性に低下し混乱している状態のこと。手術後などに発生しやすく、特に高齢者に多い。入院中にせん妄が発生すると、入院期間が長くなったり、死亡リスクが高くなることを示した報告もある。今回発表された論文の上席著者である米ハーバード大学医学部ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターのSharon Inouye氏は、「COVID-19は炎症、軽度の脳卒中、多臓器不全など、さまざま…

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