
忙しい師走となりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。今年は仕事納めに向けた忙しさに加え、新型コロナウイルス感染の第3波が到来しています。いろいろと複雑な年末年始ですが、なんとか工夫して楽しんでいきたいですよね。ということで今回はコロナ禍の年末年始の過ごし方についてです。
オンライン帰省
正月は毎年、実家で過ごす、という方は少なくないと思います。親族が集まる大事な機会でもあります。ただ、今年は感染が急速に広がっている状況です。できれば実際の帰省ではなく、パソコンやスマホを通じた「オンライン帰省」をお勧めします。
ゴールデンウイークやお盆休みにもオンライン帰省した、という方もいらっしゃるでしょう。年末年始もオンラインとなると、気がめいってしまいますね。
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志賀隆
国際医療福祉大医学部救急医学教授(同大病院救急医療部)
しが・たかし 1975年、埼玉県生まれ。2001年、千葉大学医学部卒業。学生時代より総合診療・救急を志し、米国メイヨー・クリニックでの救急研修を経てハーバード大学マサチューセッツ総合病院で指導医を務めた救急医療のスペシャリスト。東京ベイ・浦安市川医療センター救急科部長などを経て20年6月から国際医療福祉大学医学部救急医学教授(同大学病院救急医療部)。安全な救急医療体制の構築、国際競争力を産み出す人材育成、ヘルスリテラシーの向上を重視し、日々活動している。「考えるER」(シービーアール、共著)、「実践 シミュレーション教育」(メディカルサイエンスインターナショナル、監修・共著)、「医師人生は初期研修で決まる!って知ってた?」(メディカルサイエンス)など、救急や医学教育関連の著書・論文多数。