初めての在宅勤務

 昨年の4月から2カ月の間、政府の「緊急事態宣言」とともに学校が休校になったとき、教職員には在宅勤務が一部導入された。名古屋市の場合は教職員の2分の1程度が交代で在宅勤務をした。私は非常勤講師であるが、新しく赴任した学校で、在宅勤務を命じられた。在宅勤務というのは私自身初めての経験であるし、突然のことで具体的にイメージすることもできなかった。

 休校で授業時数が少なくなった影響を考えながら、休校明けには、すぐに子どもの指導や授業に取りかかれるようにしておくことがまず第一の仕事である。さらに、新型コロナウイルス感染症対策や消毒についての学習、教材教具の下調べや、教育計画の立て直し、運動会など行事の再考・対案、教材研究など、教職員は自分の家でできる範囲の仕事をする。

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岡崎勝

小学校非常勤講師、雑誌『お・は』編集人

おかざき・まさる 1952年、愛知県生まれ。愛知教育大学保健体育科卒業。小学校教員(40年以上)を経て、現在は非常勤講師。学校・子育てマガジン「おそい・はやい・ひくい・たかい」(ジャパンマシニスト社)編集人。「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」(同上)編集協力人。2020年8月から動画投稿サイト「ユーチューブ」で15分授業「おかざき学級」https://japama.jp/okazaki_class/ 公開中。近著に「子どもってワケわからん!」「学校目線。」など。