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魚介類のマイクロプラスチック 多いのはアジア

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 魚介類に含まれているマイクロプラスチックの量を、種別や産地別に比較したデータが報告された。アジア産の軟体動物(貝類など)が最も強く汚染されているという。研究の詳細は、「Environmental Health Perspectives」に12月23日掲載された。

 マイクロプラスチックとは、廃棄されたプラスチック製品が完全に分解されずに残った微細な粒子のこと。川や湖、海に流れ込むマイクロプラスチックの一部は魚介類の体内に取り込まれる。マイクロプラスチックで汚染された魚介類をヒトが摂取した場合の健康への影響が懸念されている。また、世界中で年間1億5500万トンに上るプラスチック廃棄物が発生していて、2060年までに2億6500万トンに倍増することが予測されている。

 今回発表された研究は、英ハルヨーク医科大学のEvangelos Danopoulos氏らによるもの。同氏は、「マイクロプラスチックが人体に与える影響は、まだ完全には理解されておらず、これまでの研究は初歩的な段階にとどまっていると言えるだろう。そうではあるが、それらの研究は、マイクロプラスチックが人体に害を及ぼすことを示唆している」と述べている。

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