
花粉飛散量が増えると肺に悪影響を及ぼすことはよく知られているが、一部の人では骨盤痛が悪化し得ることが、新たな研究で示唆された。米ワシントン大学医学部のSiobhan Sutcliffe氏らによるこの研究結果は、「Journal of Urology」に12月21日掲載された。
泌尿器科慢性骨盤痛症候群(UCPPS)は、骨盤あるいは膀胱に生じる痛みや排尿障害を主症状とし、慢性化して機能障害を引き起こすこともある。また、UCPPS患者には、アレルギーまたはぜんそく持ちの人の割合が平均より高く、抗ヒスタミン薬などのアレルギー治療薬により症状が改善される患者もいる。
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