多民族時代の健康パスポート

新型コロナ 変異株の性質と対策

濱田篤郎・東京医科大学特任教授
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変異株の感染者について語る脇田隆字国立感染症研究所所長(右)と厚生労働省の江浪武志結核感染症課長=厚労省で2021年1月18日午後8時32分、梅村直承撮影
変異株の感染者について語る脇田隆字国立感染症研究所所長(右)と厚生労働省の江浪武志結核感染症課長=厚労省で2021年1月18日午後8時32分、梅村直承撮影

 英国では昨年12月から新型コロナウイルスの変異株が大流行しています。この流行は米国にも拡大しており、3月ごろまでには米国での流行がこの変異株に置き換わるとの予測もされています。そして日本でも、今年1月18日に静岡県で変異株の国内感染例が確認されました。今回のコラムでは変異株の現状と対策について解説します。

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濱田篤郎

東京医科大学特任教授

はまだ・あつお 1981年、東京慈恵会医科大学卒業。84~86年に米国Case Western Reserve大学に留学し、熱帯感染症学と渡航医学を修得する。帰国後、東京慈恵会医科大学・熱帯医学教室講師を経て、2005年9月~10年3月は労働者健康福祉機構・海外勤務健康管理センター所長代理を務めた。10年7月から東京医科大学教授、東京医科大学病院渡航者医療センター部長に就任。海外勤務者や海外旅行者の診療にあたりながら、国や東京都などの感染症対策事業に携わる。11年8月~16年7月には日本渡航医学会理事長を務めた。著書に「旅と病の三千年史」(文春新書)、「世界一病気に狙われている日本人」(講談社+α新書)、「歴史を変えた旅と病」(講談社+α文庫)、「新疫病流行記」(バジリコ)、「海外健康生活Q&A」(経団連出版)など。19年3月まで「旅と病の歴史地図」を執筆した。