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胎児のRh±の判別 母体の血液からわかる検査法

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 国立成育医療センターなどの専門医を中心とした研究グループが、おなかの赤ちゃんの血液型を判別する新しい検査法を開発しました。胎児の血液の判定が正確にできるようになると、どんなメリットがあるのでしょうか。

Rh式の不適合では死亡に至ることも

 一般的に知られている血液型の分類にはABO式血液型と、特定のたんぱく質(D抗原)をもつかもたないかで分類するRh式血液型があります。特定のたんぱく質をもたないRh(-)の人は日本では200人に1人といわれる珍しい血液型です。

 胎児や生まれて間もない乳児は、検査に必要な血中の抗原や抗体が不確実で、血液型の正しい判定ができにくいといわれています。しかし、胎児のうちに正確な血液型を知ることができれば、さまざまな疾患の治療や予防に役立てることが可能になります。その疾患の代表的なものに「血液型不適合妊娠」があります。

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