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賢い犬は飼い主と遊んで言葉を覚える

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 ほとんどの犬は、多くの訓練なしでは物の名前などを覚えることができない。しかし、例外的に優れた能力を持つ一部の犬は、正式な訓練を行わなくても、飼い主との遊びの中で言葉を習得することができるとする研究結果が報告された。この研究の詳細は、「Scientific Reports」に1月26日掲載された。

 研究論文の筆頭著者であるエトヴェシュ・ロラーンド大学(ハンガリー)のClaudia Fugazza氏が所属する研究チーム「ファミリードッグ・プロジェクト」は、そのような優れた能力を持つ犬に関する研究を進めている。今回、研究チームは、ボーダーコリーのWhiskyとヨークシャーテリアのVicky Ninaを対象に、言葉の習得能力を確かめる実験を行った。

 犬も人間と同様、社会的コンテクスト(文脈)の中で言葉を習得すると考えるのが自然である。しかし過去の研究では、能力の高い犬が「除外ベースの課題」を行う中で、言葉を習得することが報告されている。除外ベースの課題とは、犬がすでに名前をよく知っている七つのおもちゃとともに、新しいおもちゃを一つ提示し、その新しいおもちゃの名前を耳にしたときに、犬がそれを正確に選ぶことができるかを試すものだ。

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