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手術の不安や痛みを音楽がいやす

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 心臓手術では、周術期に不安や痛みを感じる患者が多い。しかし、手術に伴って生じるこのような不安と痛みは、音楽により軽減する可能性があるとする研究結果を、オランダの研究チームが報告した。この研究結果は、「Open Heart」に1月25日に掲載された。

16件計1000人ほどの研究を総合分析

 エラスムス大学医療センター(オランダ)外科・神経科学部門のEllaha Kakar氏らは、5種類の論文データベースを用いて、心臓手術における音楽介入を検討した研究論文を検索。基準を満たした16件の研究データ(解析対象者は総計987人)を基にメタアナリシスを行った。

 これらのデータによれば、心臓胸部に対して行われた外科的処置の90%は、冠動脈バイパス術および/または弁置換術であった。(冠動脈バイパス術は、心臓の血管が詰まった際に、詰まりをう回して血液が流れる新しい血管を設ける手術。弁置換術は、心臓の弁を交換する手術。)また、患者の手術後の不安と痛みについては、検証済みのスケールやスコアリングシステムにより評価されていた。 音楽介入で使用された音楽の60%は、…

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