
連載もあと1回となりました。ありがとうございました。初回を振り返ると、ぜんそくの子どもが物事を決められない大人に育ったが、それは自分だけではなかったとあります。私たちの調査では日本人のヘルスリテラシー(健康・医療情報を入手、理解、評価し、適切に決められる力)が低く、特に判断したり、意思決定したりするのが難しい傾向だったからです。
この調査を実施し、新聞でも紹介されたのは2014年でした。当時は、ヘルスリテラシーという言葉は、本紙でもカッコで囲われました。それが最近は、メディアでよく登場します。先日は、政治家の石破茂さんが、日本人のヘルスリテラシーの低さと自らが判断する姿勢への期待に言及していて、おおと思いました。
この記事は有料記事です。
残り720文字(全文1031文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ