
医療プレミアで約5年半にわたり「実践!感染症講義-命を救う5分の知識-」の連載を続けている谷口恭医師(太融寺町谷口医院院長)が18日、「ウイルスとワクチンについて知ろう」と題して講演しました。大阪市北区の毎日新聞大阪本社で聴衆を前に話し、オンライン中継もありました。新型コロナウイルスワクチンについて、接種を受けるかどうかを一人一人が自分で考えられるよう、接種の利点とリスクを説明しました。PCR検査のあるべき姿や、今後の生活上の注意にも触れ、さらに他のワクチン、ウイルスも取り上げました。主な内容を紹介します。
谷口医師は大阪市で開業している総合診療医で「どんなことでも相談してください」というスタンスをとっています。発熱した人は、かかりつけの患者に限って時間限定で診療しています。この1年で、新型コロナウイルスに感染した患者を約30人、検査できなかったが感染したとみられる患者、その疑いがある患者を60~90人ほど診てきました。
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高木昭午
毎日新聞医療プレミア編集部
たかぎ・しょうご 1966年生まれ。88年毎日新聞社入社。94年から東京、大阪両本社科学環境部、東京本社社会部などで医療や原発などを取材。つくば支局長、柏崎通信部などを経て、17年に東京本社特別報道グループ、18年4月から医療プレミア編集部記者。
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