いきいき女性の健康ノート

20~40代での発症目立つ多発性硬化症

福島安紀・医療ライター
  • 文字
  • 印刷
 
 

 自己免疫疾患の一つに、20~40代の女性の発症が多い多発性硬化症という病気がある。原因不明の難病だが、この多発性硬化症の女性を主人公にした映画「そこからの光~未来の私から私へ~」が、2月初旬、期間限定で公開された。患者会を立ち上げ、治療薬の承認を求めて奮闘する実在の患者をモデルにした作品だ。病気について知ってもらうことで、早い段階で適切な治療につながるように、と製薬企業のバイオジェンが製作した。多発性硬化症とはどのような病気なのか、医療監修としてこの映画の製作にも関わった、東京都保健医療公社荏原病院神経内科部長の野原千洋子さんに聞いた。

この記事は有料記事です。

残り2669文字(全文2941文字)

福島安紀

医療ライター

ふくしま・あき 1967年生まれ。90年立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に取材・執筆活動を行う。社会福祉士。著書に「がん、脳卒中、心臓病 三大病死亡 衝撃の地域格差」(中央公論新社、共著)、「病院がまるごとやさしくわかる本」(秀和システム)など。興味のあるテーマは、がん医療、当事者活動、医療費、認知症、心臓病、脳疾患。