医療・健康Tips

乳房再建のリスクを知る

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 乳房再建術が保険適用されてから、乳がんなどによる乳房切除後、再建術を受ける人は急激に増えています。しかし、なかには悪性リンパ腫を発症し、死亡したケースも報告されており、ごくまれなケースとはいえ、リスクをきちんと把握しておくことが大切です。どんな点に気をつければよいのでしょうか。

治療の遅れでまれに死亡例も

 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会など4学会は2019年6月、17年前にインプラントによる乳房再建術を受けた女性が、血液のがんの一種である「ブレスト・インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫」(BIA-ALCL)と診断されたことを発表しました。

 米国の形成外科学会ではBIA-ALCLの発症が世界で722例あり、死亡例は21例あったと公表しています。

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