無難に生きる方法論

高齢者にゴルフのススメ

石蔵文信・大阪大学招へい教授
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 私は最近、ゴルフを始めました。正確にはおよそ35年ぶりに再開したのです。その時は、医師の先輩から無理に始めさせられたので、全くの自己流です。そのため、アイアンは打てるのですが、ドライバーは全く当たりません。いい運動にはなるのですが……。

 ゴルフを始めたきっかけは、我が家の婿殿です。幸いにも3人の娘は結婚して、我が家の近くに皆住んでいます。3人の子供がいる長女夫妻には毎日の孫の送り迎えなどでよく顔合わせます。次女と三女も週に1度くらいは顔を合わせますが、婿殿との接触はあまりありませんでした。三女の婿殿は自転車が大好きで、先日ロードバイクの乗り方について教えてもらいました(詳しくは YouTubeの「ナオッキィの自転車旅に行こう! 」を見てください)。その時に「職場でゴルフに誘われるけどあまりスコアが伸びない」と悩んでいたのです。

婿殿と次女と「ゴルフ部」結成!

 婿殿は、練習はよくするのですが、コースに出る機会がないようです。私の場合は逆に、練習などせずコースばかり回らされていたような記憶があります。「打ちっぱなしだけではスコアも伸びないだろう」と思い、「じゃあ、一緒にコースを回ろう」という話に。それを次女に話すと、実は婿殿…

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石蔵文信

大阪大学招へい教授

いしくら・ふみのぶ 1955年京都生まれ。三重大学医学部卒業後、国立循環器病センター医師、大阪厚生年金病院内科医長、大阪警察病院循環器科医長、米国メイヨー・クリニック・リサーチフェロー、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授などを経て、2013年4月から17年3月まで大阪樟蔭女子大学教授、17年4月から大阪大学人間科学研究科未来共創センター招へい教授。循環器内科が専門だが、早くから心療内科の領域も手がけ、特に中高年のメンタルケア、うつ病治療に積極的に取り組む。01年には全国でも先駆けとなる「男性更年期外来」を大阪市内で開設、性機能障害の治療も専門的に行う(眼科イシクラクリニック)。夫の言動への不平や不満がストレスとなって妻の体に不調が生じる状態を「夫源病」と命名し、話題を呼ぶ。また60歳を過ぎて初めて包丁を持つ男性のための「男のええ加減料理」の提唱、自転車をこいで発電しエネルギー源とする可能性を探る「日本原始力発電所協会」の設立など、ジャンルを超えたユニークな活動で知られる。「妻の病気の9割は夫がつくる」「なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略」など著書多数。