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結婚の幸せを長続きさせる遺伝子?

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 結婚後の生活が幸せか否かはある程度、遺伝子によって決まるのかもしれない。その可能性を示唆する、米アーカンソー大学のAnastasia Makhanova氏らの研究結果が、「Scientific Reports」に2月3日に掲載された。

 満たされた恋愛関係は、人生において多くの幸せにつながる。しかし、高いレベルの満足が得られる恋愛関係を、長期間維持することが難しいことも事実であり、多くのカップルは結婚の初期に満足度の低下を経験する。そのような満足度の低下は、婚姻関係の解消という事態だけでなく、精神的・肉体的健康の低下を招きかねない。

 一方、最近の研究から、CD38という遺伝子の変異が、夫婦間の認知や行動に関連していると報告された。そこでMakhanova氏は、この知見を基に、結婚後カップルの感情の経時的な変化と、CD38遺伝子型との関連を検討した。「新婚初期の夫婦間の満たされた感情を維持することが難しい理由の一部が、遺伝的素因によるものなのか否かに興味を引かれた」と同氏は述べている。

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