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鎮痛薬と胃薬 併用で急性腎障害のリスク3倍増

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 鎮痛薬である「非ステロイド性抗炎症薬」(NSAID)と、胃薬である「プロトンポンプ阻害薬(PPI)を併用すると、腎機能が急激に低下する「急性腎障害(AKI)」のリスクが大きく上昇することを示唆するデータが報告された。京都大学医学部附属病院薬剤部の中川俊作氏、昭和大学病院薬剤部の百賢二氏らの研究によるもので、「BMJ Open」に2月15日に掲載された。

 NSAIDとPPIはどちらも広く使われており、併用もされやすい薬だ。例えばNSAIDを使うと胃が荒れやすいため、それを抑える目的でPPIが処方されることも少なくない。これまでにも、これらの薬によるAKIリスク上昇を懸念する指摘はあったが、両者を併用した場合に、どの程度リスクが高まるのかについては、よく分かっていなかった。

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