ヘルスデーニュース

東京五輪の元選手は筋肉量も「痛み」も多い

  • 文字
  • 印刷
	1964年10月10日に行われた東京五輪の開会式
1964年10月10日に行われた東京五輪の開会式

 前回の東京オリンピックに参加した元選手は、「サルコペニア」(加齢性筋肉減少症)の有病率が低いことが明らかになった。特に、運動強度の高い競技に参加していたり、引退後にも運動を続けていた元選手は、有病率が顕著に低いという。ただし、身体機能が低下している人の割合は、一般住民よりも元選手の方が高いとのことだ。東京大学高齢社会総合研究機構・未来ビジョン研究センターの飯島勝矢氏らが報告した。

 サルコペニアとは、加齢や疾患のために筋肉量や筋力が低下した状態のこと。転倒や骨折などのリスクが高く、要介護につながりやすい。若いうちに筋肉量を高めておくことが、サルコペニアの予防につながる可能性があるものの、詳しいことは不明だ。このような背景から飯島氏らは、東京五輪に参加した元選手と一般住民とで、サルコペニアの有病率に差があるかを比較検討した。結果の詳細は、「Journal of Cachexi…

この記事は有料記事です。

残り1258文字(全文1650文字)