いきいき女性の健康ノート

子どもにも本人にも影響大 妊婦のやせ

福島安紀・医療ライター
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 出産経験のある女性の中には、妊娠中体重が増え過ぎないように、食事制限をした覚えがある人が多いのではないだろうか。しかし、妊娠中の厳格過ぎる体重管理は赤ちゃんの発育不良につながりやすいため、日本産科婦人科学会が、妊婦の体重増加の推奨値を引き上げる新たな目安を公表した。日本では2500g未満の低出生体重児の割合が先進国の中で最も高く、背景には、妊娠中の厳しい体重管理や女性のダイエット志向があると見られる。若い女性のやせ、そして肥満にはどのような悪影響があるのか。妊活・妊娠中の女性の栄養改善に取り組む産科婦人科舘出張(たてでばり)佐藤病院(群馬県高崎市)院長の佐藤雄一さんが解説する。

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福島安紀

医療ライター

ふくしま・あき 1967年生まれ。90年立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に取材・執筆活動を行う。社会福祉士。著書に「がん、脳卒中、心臓病 三大病死亡 衝撃の地域格差」(中央公論新社、共著)、「病院がまるごとやさしくわかる本」(秀和システム)など。興味のあるテーマは、がん医療、当事者活動、医療費、認知症、心臓病、脳疾患。