医療の本音

備え不足が生んだ新型コロナワクチンの「海外頼み」 

松本尚・日本医科大学救急医学 教授
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全日空機から降ろされた第3便の新型コロナウイルスのワクチン=成田空港で2021年3月1日午前10時26分、中村宰和撮影
全日空機から降ろされた第3便の新型コロナウイルスのワクチン=成田空港で2021年3月1日午前10時26分、中村宰和撮影

 医師や看護師など医療従事者からではありますが、2月中旬に新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が始まりました。英国で最初の接種が行われてから約2カ月後のスタートです。この時期、イスラエルでは既に国民の40%が1回目の接種を受けたと伝えられていたこともあって、いつ日本での接種が始まるのかと皆さんも少々不安だったかもしれません。

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松本尚

日本医科大学救急医学 教授

まつもと・ひさし 1962年生まれ。1987年金沢大医学部卒業。金沢大医学部附属病院 救急部・集中治療部講師、日本医科大救急医学准教授などを経て2014年4月から現職。日本医科大学千葉北総病院救命救急センター長であり、印旛地域救急業務メディカルコントロール協議会会長などを務めている。専門は救急・外傷外科学、救急医学、災害医学、消化器外科学、経営管理学。