医療・健康Tips

下肢静脈瘤 重症化しやすい「伏在型」

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 下肢静脈瘤の患者数は1,000万人以上ともいわれます。脚の血管が盛り上がって、ボコボコと膨らんでいる、網の目状に浮き上がっている、蛇行している……といった状態は要注意。下肢静脈瘤の多くはそれほど心配いりませんが、注意が必要なタイプも存在します。

できる部位によって症状は異なる

 下肢静脈瘤は、下肢静脈内にたまった血液が血管の内壁を圧迫し続けることで、内壁が膨らんだり伸びたりして、瘤を作る病気です。静脈は全身の臓器、組織から心臓に血液を戻す役割を担っています。脚(下肢)は心臓から遠く、起きているときは立っていることも多いため、下肢からの静脈血を重力に逆らって心臓に戻すには、強い力が必要になります。

 通常はふくらはぎの筋肉がポンプの役割をして、静脈血を心臓に向かって送り出し、さらに静脈内にある「静脈弁」が逆流を防いでいます。しかし、この筋肉のポンプ機能が何らかの原因で低下したり、静脈弁が正しく働かなくなったりすると、下肢静脈内に血液がたまってしまい下肢静脈瘤を起こします。

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