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甘くみてはいけない 「砂糖依存症」

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 「依存症」と聞くと、お酒やたばこなどをイメージすることが多いかもしれませんが、じつは私たちがいつも口にする砂糖にも依存性があります。「甘いものを食べないと落ち着かない」という人は、「砂糖依存症」になっている可能性も。そのメカニズムや、予防法を紹介します。

脳が空腹だと勘違いして起きる悪循環

 私たちが糖を含んだ食べ物を食べて消化すると、血中のブドウ糖の濃度(血糖値)が上昇します。そして、インスリンという物質を自ら分泌し、血糖値を下げるようになっています。

 お菓子などに含まれている砂糖は分子が小さく、ブドウ糖に分解されやすいため、食べると血糖値が上がりやすくなります。特に空腹時に砂糖を摂取すると、急激に上がった血糖値を元に戻そうとインスリンが大量に分泌され、今度は血糖値の急低下を招きます。すると、エネルギー不足となった脳が「空腹になっている」と勘違いし、血糖値を上げるためにさらに砂糖を欲するという悪循環に陥ります。これが「砂糖依存症」です。

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