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「地中海食」が脳の老化を遅らせる?

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 野菜や果物、オリーブオイル、魚が豊富な、いわゆる「地中海食」と呼ばれる食事スタイルは、認知機能の低下を防ぐ可能性があることを示唆する研究結果が「Neurology」に、5月5日に掲載された。研究対象者の脳に「アミロイドβ」や「タウたんぱく質」が研究蓄積されている量と、認知機能、そして食習慣の関連を調べた結果だ。なおアミロイドβとタウたんぱく質は、いずれもたんぱく質の一種で、アルツハイマー病患者の脳に多量にたまることが知られている。

 筆頭著者であるドイツ神経変性疾患センターのTommaso Ballarini氏は、「地中海食は神経変性から脳を保護するように働き、認知症発症のリスクを抑制するのではないか。因果関係の証明と根底にあるメカニズムの解明のため、今後の研究が期待される」と語っている。

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