実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

新型コロナ 猛威を振るう「インド株」

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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医療従事者が行き交うワクチンの接種会場=インド・ニューデリーの私立病院で2021年1月23日、松井聡撮影
医療従事者が行き交うワクチンの接種会場=インド・ニューデリーの私立病院で2021年1月23日、松井聡撮影

 新型コロナウイルスの展開が新たな局面を迎えています。ワクチンは、心配されていた副作用については少なくとも頻度は小さく(とはいえ、因果関係がありそうな事例も集まってきており完全に安全とは言い難いのですが)、有効性については非常に高いことが分かり、国によってはマスクなしでの外出が始まっています。しかし、新型コロナが流行し始めてから最悪の悲劇が起こっている国もあります。それはインドです。そして、このインドの惨劇が世界中に広がる可能性がでてきました。まずは、インドでの新型コロナの経緯を振り返ってみましょう。

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト 無料メルマガ<谷口恭の「その質問にホンネで答えます」>を配信中。