ボストン発 ウェルエイジング実践術

新型コロナ 日米で違う入国規制 背景は文化?

大西睦子・内科医
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米国を出発する際のローガン空港。家族連れなどでにぎわっていた=2021年5月15日、大西睦子撮影
米国を出発する際のローガン空港。家族連れなどでにぎわっていた=2021年5月15日、大西睦子撮影

 2021年5月16日、私は約1年半ぶりに日本に帰国しました。新型コロナウイルスの流行後、初めての帰国です。目的は、仲間の医療チームが新型コロナのワクチンを多人数に接種するのを支援することで、私も接種役を務めます。私自身はワクチン接種を受け終えていますが、日本政府の規則で入国後2週間、自己隔離をしなければなりません。一方で米政府は「海外からの入国者はワクチン接種を受けていれば隔離される必要なし」としています。新型コロナウイルスの流行が始まり1年以上経過した今、両国の状況の、予想外の違いに驚きました。

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大西睦子

内科医

おおにし・むつこ 内科医師、米国ボストン在住、医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科にて造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。08年4月から13年12月末まで、ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。ハーバード大学学部長賞を2度授与。現在、星槎グループ医療・教育未来創生研究所ボストン支部の研究員として、日米共同研究を進めている。著書に、「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)、「『カロリーゼロ』はかえって太る!」(講談社+α新書)、「健康でいたければ『それ』は食べるな」(朝日新聞出版)。