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前立腺がん 家族歴がある人は40代から検査を

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 前立腺がんは男性生殖器の前立腺にできる悪性腫瘍です。前立腺は栗の実のような形をした臓器で、膀胱(ぼうこう)のすぐ下にあり、精液の一部を作っています。高齢化と食生活の欧米化により男性のがんとして増加傾向にあります。

ゆっくり進行し気づくのが難しい

 厚労省の全国がん登録制度による罹患数をみても、2014年に前立腺がんと新たに診断された人は7万3764人だったのが、2017年には9万1215人に増えています。国立がん研究センターの最新がん統計によると、これは、男性の全がんの中で、最も多い罹患数となっています。

 年代別では、60代から増え始め、70代後半以降に最も多くなります。ほとんどの前立腺がんは初期症状がなく、極めてゆっくり進行するため、高齢になって発見されるケースも少なくありません。症状があっても、トイレが近い、尿の出が悪いなどで、前立腺がんでなくても高齢者にはよくあることなので、気づくのが難しい病気ともいえます。

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