子どもは3密で育つ!?~コロナ時代の学校から

「1人1台タブレット」 その意義と異議

岡崎勝・小学校非常勤講師、雑誌『お・は』編集人
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 新型コロナウイルス感染症の流行がおさまらず、変異株の拡大もあって、最近は高校生の部活動やカラオケ会での感染が以前に増して報告されるようになった。文部科学省や地方の教育委員会から「部活動の自粛」が通知されているにもかかわらず、それに従うのは難しいようだ。「高校生最後の試合に参加する子どもの機会を奪うのか」という保護者の怒りと切実な声で、部活を休部できないという声を現場の教員から聞いている。

 こうした保護者の怒りと切実な声は、学校現場を右往左往させる。休校中に家庭でも取り組めるオンライン授業への要望も強く、「1人1台タブレット」の配備が全国で今年度中に完了しそうである。私の勤務している小学校もWi-Fi(ワイファイ、無線LAN)の通信工事とタブレットの収納ボックスが各教室に配備された。子ども用のタブレットはまだ届いていないが、学校の担当教員に聞くと、「夏休み明けから使えるかもしれない…

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岡崎勝

小学校非常勤講師、雑誌『お・は』編集人

おかざき・まさる 1952年、愛知県生まれ。愛知教育大学保健体育科卒業。小学校教員(40年以上)を経て、現在は非常勤講師。学校・子育てマガジン「おそい・はやい・ひくい・たかい」(ジャパンマシニスト社)編集人。「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」(同上)編集協力人。2020年8月から動画投稿サイト「ユーチューブ」で15分授業「おかざき学級」https://japama.jp/okazaki_class/ 公開中。近著に「子どもってワケわからん!」「学校目線。」など。