ヘルスデーニュース

交通事故で負傷の運転手 3割は「意識低下あり」?

  • 文字
  • 印刷

 救急治療を要する負傷者が発生した交通事故の約3割に、運転中のドライバーの意識レベル低下(居眠りや飲酒、病気などによる)が関与していた可能性が報告された。日本医科大学千葉北総病院ショック・外傷センターの小田有哉氏(現・神栖済生会病院医長)らの研究によるもので、詳細は「Acute Medicine and Surgery」に5月1日に掲載された。意識レベル低下と関連する因子としては、過去の単独事故の履歴や高血圧などが有意な(統計的に偶然ではない)因子だった一方、年齢や性別は有意ではなかったという。

 自動車運転中の意識レベル低下は、重大な交通事故につながりかねない。商用車に関してはドライバーの健康上の問題による事故が年間300件程度発生しているとの報告があるが、自家用車の事故とドライバーの健康問題の関連はあまり研究されておらず、運転中の意識レベル低下の事故への影響はほとんど分かっていない。そこで小田氏らは、交通事故による外傷のため同センターへ救急搬送されたドライバーを対象に以下の検討を行った…

この記事は有料記事です。

残り1195文字(全文1645文字)