いきいき女性の健康ノート

諦めないで 選択肢増えた便失禁の治療

福島安紀・医療ライター
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 知らないうちに便が下着についていて焦った経験はないだろうか。排便をコントロールするおしりの筋肉は、加齢とともに徐々に緩み、女性の場合は50代以降に便が少し漏れる便失禁を経験する人が増えてくる。20~40代でも出産時に肛門の筋肉の一部に傷がついて失禁しやすくなったり、調子を崩して下痢気味のときに便失禁を経験したりする人もいる。人知れず悩む人が多い便失禁には、どのような治療法があるのか。前回に続き、亀田京橋クリニック(東京都中央区)で「女性のためのこう門・おつうじ外来」を担当する亀田総合病院消化器外科部長の高橋知子さんが解説する。

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福島安紀

医療ライター

ふくしま・あき 1967年生まれ。90年立教大学法学部卒。医療系出版社、サンデー毎日専属記者を経てフリーランスに。医療・介護問題を中心に取材・執筆活動を行う。社会福祉士。著書に「がん、脳卒中、心臓病 三大病死亡 衝撃の地域格差」(中央公論新社、共著)、「病院がまるごとやさしくわかる本」(秀和システム)など。興味のあるテーマは、がん医療、当事者活動、医療費、認知症、心臓病、脳疾患。