あなたのおくすり手帳

新型コロナワクチン 接種後の熱や痛みへの備え

高垣育・薬剤師ライター
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 最近、テレビやインターネットでニュースを見ていると、毎日のように新型コロナウイルスに対するワクチンの話題を目にします。こうした報道を見聞きして接種後の痛みや発熱について気にしている人が多いためでしょうか。薬局には、たとえば高血圧治療薬など「いつもの薬」に加えて、解熱鎮痛薬が追加された処方箋を持ってくる患者さんがちらほらいます。患者さんに理由を尋ねると「新型コロナワクチン接種の予約がとれた。テレビで『接種を受けた後は熱が出る』というから、先生に言って頓服を出してもらった」と言います。これから新型コロナワクチンの接種を受ける場合、接種後の発熱や痛みに備えたほうがよいのでしょうか。また、備える場合はどのような準備をすればよいのでしょうか。

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高垣育

薬剤師ライター

たかがき・いく 1978年福岡県生まれ。2001年薬剤師免許を取得。調剤薬局、医療専門広告代理店などの勤務を経て、12年にフリーランスライターとして独立。毎週100人ほどの患者と対話する薬剤師とライターのパラレルキャリアを続けている。15年に愛犬のゴールデンレトリバーの介護体験をもとに書いた実用書「犬の介護に役立つ本」(山と渓谷社)を出版。人だけではなく動物の医療、介護、健康に関わる取材・ライティングも行い、さまざまな媒体に寄稿している。17年には国際中医専門員(国際中医師)の認定を受け、漢方への造詣も深い。