脳が疲れて認知症のような状態に……「情報過多シンドローム」

  • 文字
  • 印刷

 働く世代で、「新しいことを覚えられない」、「覚えてもすぐ忘れてしまう」など、まるで軽度の認知症のような症状に悩む人が増えています。もしかすると、日頃から情報を収集しすぎて脳機能が低下してしまう「情報過多シンドローム」に陥っているかもしれません。

認知症のような症状……現代人の脳は疲れている 

 ものごとをなかなか覚えられない。物忘れをする。読んだり聞いたりしたことが理解できない。近年、30〜50代の働き盛りの世代にこのような症状を訴える人が増えており、中には「自分は軽度認知障害(MCI)ではないか」と不安に感じている人もいます。こういった人たちが検査を行っても認知症と診断されなかった場合は、「情報過多シンドローム」が疑われます。

 情報過多シンドロームは、脳の容量を超えるほどの情報を頭に詰め込んだ結果として、脳機能が低下してしまっている状態です。その原因は、現代の情報過多社会にあります。

この記事は有料記事です。

残り2696文字(全文3093文字)