医療・健康Tips

人と動物に共通する感染症を知る

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 新型コロナウイルス感染症がいまだ終息しないなか、家庭で過ごす時間が長くなったことで、ペットを飼い始めた人もいるかもしれません。一方で、人と動物に共通する感染症は少なくありません。動物とよい関係でいるために、感染症についての正しい知識を身につけましょう。

日本でみられる共通感染症は約40種類

 動物から人にうつる感染症のことを英語で「zoonosis(ズーノシス)」といい、日本では「共通感染症」や「動物由来感染症」などと呼ばれています。現在、世界では約800種類の共通感染症が確認されており、日本国内で感染が心配されるのは約40種類といわれています。

 症状は病原体によってさまざまで、人も動物も重症になるものもあれば、動物は無症状で人だけに症状が出るものもあります。近年では、多様な動物がペットとして飼われるようになり、動物と人との距離感が近くなってきていることも、共通感染症の背景の1つとして考えられています。

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