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乳幼児への抗菌薬使用がアレルギーの原因に?

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 子どものアレルギー性疾患の原因は、幼少の頃に服用した抗菌薬かも!? そんな研究結果が発表されました。かぜや発熱などの際、安易に抗菌薬を使わないことは医師のあいだでも認識されています。今回の研究で、生後2歳までに抗菌薬の服用歴があると5歳時点のアレルギー性疾患の発症リスクが高いことが示唆されました。

気管支ぜんそく1.72倍、アレルギー性鼻炎1.65倍、発症率が高まる

 2歳までの抗菌薬の服用歴と5歳時におけるアレルギー疾患の発症リスクの研究成果は、国立成育医療研究センターアレルギー科の医師らのグループによって、2017年7月に米国のアレルギー・喘息・免疫学会誌(Annals of Allergy, Asthma and Immunology)に発表されました。

 2004年3月~2006年8月に同センターで生まれた902人の子どもを対象に、2歳までに抗菌薬を服用した436人と、服用していない466人を比較。5歳時点でアレルギーによるぜんそくや鼻炎、アトピー性皮膚炎などの発症があったかどうか調べました。

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