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夏の虫よけ対策 思わぬ事故にご用心

高垣育・薬剤師ライター
 
 

 夏本番を迎えると、しばしば頭を悩ませるのが蚊などのイヤな害虫です。日々の散歩のとき、お子さんの外遊びのときなどに虫よけ剤を活用する機会もあると思います。その際に気をつけたいのが使い方です。薬剤を吸い込んだりする事故が起こり、国民生活センターなどが注意喚起をしています。今回は、虫よけ剤を上手に使って虫から安全に身を守るための方法などをお伝えします。

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薬剤師ライター

たかがき・いく 1978年福岡県生まれ。2001年薬剤師免許を取得。調剤薬局、医療専門広告代理店などの勤務を経て、12年にフリーランスライターとして独立。毎週100人ほどの患者と対話する薬剤師とライターのパラレルキャリアを続けている。15年に愛犬のゴールデンレトリバーの介護体験をもとに書いた実用書「犬の介護に役立つ本」(山と渓谷社)を出版。人だけではなく動物の医療、介護、健康に関わる取材・ライティングも行い、さまざまな媒体に寄稿している。17年には国際中医専門員(国際中医師)の認定を受け、漢方への造詣も深い。